マイクロソート法の産み分けって、実際にやるとしたらどんな流れになるの?
うん、実はマイクロソート法は結構な手順が必要になるんだ。今回はマイクロソート法をやる場合の、実際の手順や注意点などを具体的に紹介するね。(マイクロソート法の基本について知りたい人は下の記事をチェックしてみてね。)
【手順1】個別相談の予約(無料)
まず初めに、電話で30分ぐらいの個別相談を受ける必要があるんだけど、その個別相談は事前予約制になっているんだ。
ふむふむ。まずは個別相談ね。いろいろと聞けるから申し込む前に話ができるのは安心よね。
そうだね♪そして個別相談の事前予約はお問い合わせフォームから希望の日時を送信すればOKだよ。マイクロソートを提供している
- 営業時間 : 月・火・金 ・土・日 9時~17時
- 休業日 : 水曜日及び木曜日、祝日、年末年始
まずは問い合わせフォームで電話相談の希望日時を連絡すればいいってことね。
【手順2】電話での個別相談を受ける
電話での個別相談は30分ぐらいで、マイクロソートの細かい内容や注意点とかの説明をしてくれるよ。ちなみに、マイクロソートで選別した精子を使って、医療機関で人工授精や体外受精を行うこともできるんだ。
そうなのね。自宅でじゃなくて病院でもできるってことなのね。
うん。ただ、どこでも対応しているっていう事じゃないよ。希望する場合は、マイクロソートで選別した精子を使った治療を行える医療機関を個別相談の時に紹介してもらえるから安心してね。
なるほど。対応できる医療機関は決まっているってことなのね。
そうだね。ただ最寄りの医療機関で事前に自分で相談するのも大丈夫だよ!その場合は、その医療機関から「対応できますよ」という許可をもらえればOKだよ。
【手順3】お申し込みフォームの入力
電話で個別相談を受けた後は、
マイクロソートの申し込みページに移動するから、同意事項やプライバシーポリシーとかの内容を確認して「同意する」にチェックを入れたら「同意して申し込む」をクリックだよ。
検査申込フォームに移動するから下の画像を参考に必要な情報を入力して「確認画面へ」をクリックだよ。
確認画面に移動するから、内容に問題がなければ「送信する」をクリックで申し込みは完了になるよ。
【手順4】現金またはクレジットカードでの支払い
申し込みが完了すると、メールで支払いについての案内が届くんだ。支払いは14日以内に現金またはクレジットカードでの支払いになっているよ。
398,000円(税込)
【手順5】感染症の事前検査キットでの検査
支払いの確認が取れた後に、マイクロソートから感染症の事前検査キットや、精液採取用の容器とかが送られてくるんだ。
事前検査キットって?
うん。まずは感染症(HIV、B 型および C 型肝炎、梅毒)の検査が必要になるんだよ。下の画像の
なるほど。感染症のチェックから行う感じなのね。
うん。ちなみに
事前検査は別の機関を使うってことになるのね。
うん。そして戻ってきた検査結果はマイクロソートを受けるために、必要な書類となるんだ。この検査結果で一つでも陽性があった場合は、マイクロソートを受けることができないんだ。
もし陽性が出てしまったら、マイクロソートは受けれないのね。。その場合はちゃんとキャンセルはできるの?
その場合はキャンセルもできるから安心してね。ただキャンセル料金として1万円(税込)は発生してしまうよ。
- 検査キット送付前:キャンセル料0円
- 検査キット送付後:キャンセル料1万円(税込)
- 感染症検査完了後:キャンセル料1万0円(税込)
- マイクロソート用精液お預けから7日以内:キャンセル料3万円(税込)
- マイクロソート用精液お預けから8日以後:キャンセル料100%
【手順6】必要書類を提出する
感染症の事前検査が完了したら次は必要書類をChromoS(クロモス)に提出しよう。
- 事前検査の検査結果コピー
- マイクロソートの申込書兼同意書
- 海外検査機関向け同意書2種類
必要書類を提出したら、ChromoS(クロモス)側で内容の確認が行われるんだ。内容確認が終わったら内容確認完了のメールが届くよ。
【手順7】ChromoS(クロモス)に精子を持ち込む
次はいよいよ精子の持ち込みになるよ。ChromoS(クロモス)から送られてきた精液採取容器を使って東京オフィスか大阪にある施設どっちかに直接持ち込む必要があるんだ。
なるほど。精子はいつ持ち込めばいいの?
うん。精子は採取してから2時間以内に持ち込まないといけないんだ。そして精子の持ち込み自体が完全予約制になっているから、事前に予約をしないといけないよ。
- 東京オフィス(東京駅徒歩約10分/住所:東京都中央区京橋2-12-2 NEWS X 2F):営業日の月・火・金・土・日の9時~13時
- 大阪営業所(梅田駅徒歩約5分/住所:大阪府大阪市北区梅田1-11-4-1800 大阪駅前第4ビル18階11号室):持ち込み可能な日程は限定されている。持ち込み可能な日程はマイクロソートの公式サイトの「お知らせ」にスケジュールが掲載されている。
精子の確認作業
持ち込んだ精子は、メキシコにある検査機関(LIV Fertility Center / Nuevo Vallarta, Mexico)に送る前に日本の施設で無精子や異常な奇形精子が精子のほとんどを占めていないかなどを確認する作業を行うんだ。
海外に送る前にもチェックをするのね。
そうだね。このチェックで問題がなければそのまま精子を凍結してマイクロソートの実施に進んでいくという流れになるよ。
【手順8】マイクロソートの実施
持ち込んだ精子は凍結されてメキシコにある検査機関(LIV Fertility Center / Nuevo Vallarta, Mexico)に送られて精子を選別するという作業に入るよ。
【手順9】マイクロソートから選別された精子が送られてくる
マイクロソートで選別された精子がメキシコから戻ってきたら、メールで連絡が届くから、いつ配達希望かの日程を伝えるという流れになるよ。
なるほど、こっちの日程で配達してくれるってことね。
うん!精子は専用の容器ドライシッパー(冷凍輸送容器)で送られてくるんだけど、保冷できる期間が発送日を含めて4日間しかないからね。
あ、そっか!排卵日を狙ってお願いしないといけないものね。
そうゆうこと!排卵日を計算したうえで、配達日時を指定する必要があるということだね。
排卵日の確認方法ってけっこう難しいわよね。。
そうだよね。排卵日を把握する具体的な方法は僕らの夫婦の体験談も踏まえて、下の記事の中でも紹介しているから参考にしてみてね????
【手順10】セルフシリンジキットを使用し膣内に精子を注入する
届いた精子を膣内に注入するんだけど、まずは精子を解凍する必要があるんだ。解凍はとっても簡単で、20分間室温に置くだけでOKだよ。(20分経っても氷の結晶が残っていると精子を痛めてしまう可能性もあるから、目視で氷の結晶が完全に解凍されてるか確認する必要があるよ。)
なるほど。それで解凍した後はどうしたらいいの?
うん。ChromoS(クロモス)から送られてくる「セルフシリンジ」を使って精子を吸い取って膣内に注入すれば完了になるんだ。注入するときは仰向けになって、枕やクッションなどを腰に当てて、できるだけ腰を高くした状態でシリンジを挿入して一気に精子を注入するというやり方になるよ。
なんだか緊張するわね。。
注入の方法はマイクロソートの資料の中にも写真付きで細かく書いているし、個別相談の時にも詳しく聞いてみるといいと思うよ。不安はない状態でリラックスした状態が一番いいからね。
最後に
今回はマイクロソートによる産み分けの手順を紹介したよ。
結構な手順があったわね。
そうだね。1番大切なのはしっかりと排卵日に合わせてシリンジを使って精子を膣内に注入するタイミングだよ。
そうね。妊娠するためにはタイミングは重要になるわよね。
うん。より具体的に知りたい人は
僕ら夫婦の場合は、産み分けゼリーを使って産み分けに成功したんだけど、産み分け成功率をより上げる具体的な方法は下の記事で紹介しているよ。マイクロソートと比べると、費用も1回2,000円程度で手軽に挑戦できるから気になる人はチェックしてみてね♪